ストレージシステムを購入する際、企業はハードウェアよりもソフトウェアを重視する傾向が強まっている。というのも、企業の関心がストレージ容量からシステムの使いやすさにシフトしているからだ。そのため各ストレージ企業も、システムの容量や性能の向上よりシステムの適合性や扱いやすさを向上させるためのソフトの提供に力を入れ始めた。またストレージシステムは現時点でも十分な性能を持っていてこれ以上の進歩がほとんど見込めないこと、さらにディスク価格が低下する中、各ストレージ企業がソフトを新たな収入源と捉えていることなどもこのソフト重視傾向の要因と言える。
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