バガボンドは3月31日、アリエル・ネットワークのコンテンツ配信システムを利用し、コンテンツ配信サービス「グリッド・パブリッシャー」を開発すると発表した。同配信サービス初のコンテンツとして、バガボンドはセキュリティ情報サービス、Scan Security Wire(スキャン セキュリティ ワイヤ)の配信を2003年6月に開始する。
アリエル・ネットワークの開発したコンテンツ配信システムは、同社のPtoPフレームワークであるAriel Framework(アリエル・フレームワーク)をベースとする。ウェブサーバや電子メールサーバを介さず、PtoP技術を利用して大容量コンテンツを直接ユーザーに配信できる。そのため、サーバ障害による配信停止を回避でき、サーバをメンテナンスする手間も不要となる。
同システムを使うグリッド・パブリッシャーは、従来のウェブサイトやメールマガジンを代替し、さまざまなコンテンツ配信に利用できる。そこでバガボンドでは、コンテンツプロバイダや各種情報配信を行う企業に対し、グリッド・パブリッシャーの利用や配信コンテンツを募るという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」