Sun Microsystemsは3月28日、Orionと呼ばれるサーバアプリケーションスイートの価格付け方法を決定したと発表した。Orionは、いくつかのサーバアプリケーション機能をまとめ、容易なインストールや管理を実現しようというもの。詳細は2003年2月に公表された。2003年中には主要Linuxディストリビュータから供給を受けて、同社から出荷予定のLinuxディストリビューションにバンドルされる予定である。
同社ソフトウェア事業部上級副社長のJonathan Schwartzによれば、「完全にそれに準拠するわけではないが、従業員数に応じた価格付けを行っていく」と、ユーザー1人あたりいくらというライセンス体系の適用を考えていることを明らかにした。データベースサーバなど、サーバアプリケーションでは、プロセッサごとにいくら、管理するストレージ容量でいくら、といった複雑な価格体系が用意されていることが多い。しかし、何よりもシンプルを信条にするOrionでは、より明確で分かりやすい価格付けを目指している。
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