米AOL Time Warnerは、Peopleなどの雑誌の無料ウェブサイトをAmerica Online(AOL)の専用サービスにする。会員数が落ち込んでいるAOLへのてこ入れが目的のようだ。
人気雑誌People、Entertainment Weeklyはウェブサイトの無料コンテンツ提供を終了し、米国時間3月30日以降はこれらの雑誌の定期購読者、およびAOL加入者のみがコンテンツにアクセスできるようになる。ニューススタンドなどで雑誌を購入した場合、その号の期間のみ、ウェブサイトのコンテンツにアクセスが許可される。
上記の2誌に続き、1カ月前後で他の雑誌も同様の扱いとなる。対象となる雑誌は、Teen People、Sports Illustrated Kids、Real Simple、InStyle、Sunset、Southern Accents、Time for Kids、Costal Living、Cooking Light、Southern Living、Parentingなど。
米TimeのスポークスマンであるPeter Costiglioは「全ての人々に向けた無料コンテンツ提供は取りやめるが、雑誌の定期購読者とAOLメンバーには、コンテンツを無料で提供する」と語る。
専用サービスへの変更は、昨年12月にAOL Time Warnerの幹部がすでに明らかにしていた。AOLはオンライン広告の収益と加入者数がともに落ち込んでおり、昨年は赤字を計上した。このため、AOL Time WarnerはAOLの資産を復活させようと試みている。今回は、親会社の巨大なメディア/エンターテインメント資産のコンテンツでAOLを援護する。これにより、3500万人に及ぶ現在の会員基盤を維持しながら、新たな加入者獲得を図る。
Time Warnerが雑誌のウェブサイトのサービスを変更するのは、これが初めてではない。1990年代半ばにはTime、People、Sports Illustrated、Fortuneなどの主力雑誌を統合し、Pathfinderを作成した。Pathfinderは1999年に閉鎖されたが、現在のポータルの先がけとなった。ちなみにPeopleは、1990年代後半にもAOLで独占提供を行っている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」