住商情報システム(岩崎恒夫社長)は3月27日、自社のパッケージ製品「Pro Active」を中心とするERP事業の拡充・強化に向けてパイオニア・ソフト(本 社・福岡市、森永守房代表取締役)に資本参加し、第3者割当増資によって株 式34.2%を取得したことを発表した。これによって、住商情報システムはパイ オニア・ソフトの持分法適用の関連会社となる。
パイオニア・ソフトは、住商情報システムが「ProActive」を初めて出荷し た翌年の1994年から「ProActive カスタマイズ・パートナー」として活動を開 始しており、以来、豊富なORACLE関連技術と業務知識の蓄積によって、現在で は、最大パートナーの1社となっている。
今回の資本参加は、今後も両社が緊密な企業関係を形成し、ERPビジネスの さらなる発展を目指していくために実施したもので、これによって、住商情報 システムでは、ERP事業体制の拡充に必要な技術力の強化と、全国的事業展開 と重点地区の1つである福岡・北九州地区における拠点の強化を図る。
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