沖電気工業(篠塚勝正社長)とフジクラ(辻川昭社長)は3月27日、光通信 関連事業分野において、提携関係を強化することを発表した。
両社は、次世代ブロードバンドアクセスシステム分野における光アクセスシ ステムなどの商品開発を行う新会社「株式会社オー・エフ・ネットワークス」 を4月1日に共同出資で設立し、新商品の開発スピードを加速させていく方針。
また同時に、両社の共同出資で01年から事業展開を進めている「株式会社シ グマ・リンクス」の経営主体をフジクラとするとともに、沖電気の光インター フェイスモジュール事業をシグマ・リンクスに移管する。シグマ・リンクスで は、従来から開発、製造および販売を行っていた超小型高速光トランシーバー に、光アクセス事業のコアコンポーネントでもある光インターフェイスモジュ ールを加え、商品ラインアップの強化と事業の拡大を図る。
これによって、ブロードバンドアクセス商品はオー・エフ・ネットワークス へ、光インターフェイスモジュールはシグマ・リンクスへ、それぞれ開発資源 を集中させ、沖電気、フジクラおよび共同出資会社2社での戦略的連携を強化 していく。
今後は、光通信分野での新商品開発を加速し、沖電気、フジクラ両社は次世 代ブロードバンドアクセス市場と光デバイス市場でそれぞれ両社が得意とする 分野での事業拡大を目指す。
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