米センティリアム、下り50MbspのADSL技術を発表

ニューズフロント(CNET Japan特約)2003年03月24日 16時25分

 米Centillium Communicationsは米国時間3月24日、下り伝送速度50Mbpsを実現可能なADSL方式、eXtremeDSLMAX技術を発表した。上り方向の伝送速度は3Mbpsあり、局から2万2000フィート(約6.7km)離れた地点にもサービスを提供できる。

 eXtremeDSLMAX技術はADSL/ADSL2/ASLS2plusとの互換性を持ち、通常のメタル電話線を使用できる。そのためサービスプロバイダは、既存のインフラを利用してサービスエリア拡大を図れる。

 同技術の主な内容は以下の通り。

  • eXtremeDSLMAX Quad-Spectrum(MAX-QS)/eXtremeDSLMAX Double-Spectrum(MAX-DS):既存サービスに影響を及ぼさず、50Mbps(MAX-QS)または24Mbps以上(MAX-DS)という下り伝送速度を実現
  • eXtremeDSLMAX Long-Reach(MAX-LR):サービスエリアを局から2万2000フィート(約6.7km)まで拡大
  • eXtremeDSLMAX Extended-Upstream(MAX-US):上り伝送速度を最大3Mbpsに高速化
  • eXtremeDSLMAX High Bit-Loading(MAX-HBL):各ADSL DMTトーンごとに15ビット以上のローディングが可能

Centillium Communications

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