マイクロソフト、タブレットPCの販促策を強化、キャンペーンなど実施

WebBCN (コンピュータ・ニュース社)2003年03月19日 10時51分

 マイクロソフト(阿多親市社長)は3月18日、手書き入力が可能な新世代PC 「タブレットPC」への取り組みを強化し、タブレットPCの幅広い認知および新 規ユーザー層の獲得に向けたキャンペーンおよび講座の開設を行うことを発表 した。

 新たに実施するキャンペーンは、「Try&Getキャンペーン」と「DESK@タブ レットPCトライアルキャンペーン」の2つ。

 「Try&Getキャンペーン」は、6月30日まで日本HPと共同で開催中のインタ ーネットカフェ「hp tablet pc cafe」において、4月13日まで実施するもので、 タブレットPCへの理解を促進するために、タブレットPCインストラクターをさ らに増強するとともに、週2回のタッチ&トライセミナーを開催する。また、 キャンペーン期間に「hp tablet pc cafe」でアンケートに回答した来場者の なかから抽選で毎週1人に「Compaq Tablet PC」を提供する。

 「DESK@タブレットPCトライアルキャンペーン」は、02年7月4日にブロード バンドオフィスの取り組みに向けて提携したコクヨとの取り組みをさらに拡大 し、タブレットPCを利用したワークスタイルをコクヨの展開するビジネスレン タルスペース「DESK@(デスカット)」東京店に導入する。これによって、出 張中や外出中のビジネスマンに新たなモバイルワークスタイルやミーティング の体験機会の提供を目指す。

 新設する講座は、「シニアユーザー向けタブレットPC体験講座」で、エヌエ イチケイ文化センターおよびソーテックと共同で、NHK文化センター横浜教室 で無償で開講する。この講座では、キーボードやマウスに不慣れな中高年(シ ニア)ユーザー層向けに、手書き入力のできるPCの体験機会を提供する。

 なお、マイクロソフトでは同時に、ペーパーレスシステムやインフォメーシ ョンワーカーの業務改善などを目的として、大塚商会、コダック、埼玉県庁、 東京大学五十嵐研究室、日本事務器の4企業および1自治体が、タブレットPCを 早期導入することを発表。

 とくに、コダックでは、タブレットPCを組み込んだ国内初の端末として、新 プリントシステム「写プリッコ」を4月15日からDPEショップやカラオケボック ス、ショッピングセンターなどの商用施設向けに販売開始する。ユーザーは、 デジカメや携帯電話などで撮影した画像を「写プリッコ」に取込み、タブレッ トPCの手書き機能によるペン操作でテンプレートやイラストと手書きのメッセ ージを合成することでプリントを楽しむことができる。

マイクロソフト

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