グラフィックチップメーカーのATI Technologiesは18日、Intelのノートパソコン用新「Pentium M」プロセッサのバス技術に関するライセンス契約を、Intelと結んだと発表した。この契約によりATIは、Pentium Mを搭載する今後のノートパソコン用に、同社のグラフィック技術を組み込んだ新チップシリーズを開発する準備が整ったことになる。現在、ATIの「Radeon IGP」シリーズには、IntelのPentiumとCeleronチップ、そしてAdvanced Micro Devices(AMD)のAthlon XPを搭載したデスクトップ・ノートパソコン用チップセットが含まれている。チップセットはIntel自身も販売しているものの、最近ではATIやNvidiaなどのグラフィックチップメーカーにとっての重要な新分野となっている。
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