IBMは、64個のPower5プロセッサを搭載したSquadronというハイエンドUnixサーバの強化に力を注いでいる。これは以前Armadaというコードネームで呼ばれていたもので、同社のサーバ4つの製品ライン統合に向けた重要なステップとなる。3月17日のインタビューで同社Unixサーバ事業部のジェネラルマネージャーAdalio Sanchezが答えたところによると、この製品は2004年にも出荷が予定されている。同社のPower5プロセッサは、短期的にはUnixサーバのライバルであるSun MicrosystemsやHewlett-Packerdに対抗するものだが、長期的にはIBM製品を縦断してカバーする戦略上の基礎となるものだ。Powerプロセッサは、現在はpSeriesとiSeriesをカバーするにとどまるが、究極的には同社のメインフレームであるzSeriesもカバーすることが想定されている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」