ソフトウェア投資が回復の兆し

 調査会社Gartner Dataquestが3月17日に発表した資料によれば、2003年の全世界のソフトウェア投資額はわずかながら回復基調が見込まれるという。その額は761億ドルになることが予想され、前年の2002年の735億ドルに対し3.5%の増加となる。なお、2002年は前年に比べ0.7%の下落だった。「あらゆる兆候が、過去1年半の悲観的な局面から安定成長へと移っていくことを示している。もし戦争が2カ月以内に終結して人々の不安要素を取り除くなら、まだまだ景気回復は続いていく」と同社ソフトウェア産業調査グループバイスプレジデントのJoanne Correiaは言う。また同社は、2005年までこの成長が続くと見ている。

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