オン・ザ・エッヂ(堀江貴文社長)は、IP電話事業を立ち上げるための子会社エッヂテレコム(山崎徳之社長=オン・ザ・エッヂ取締役)を3月に設立した。
同社は、(1)市内3分7.4円の業界最安値の一般固定電話サービスを始めるのに加えて、(2)法人向けIP電話サービス、(3)コールセンター向けCTIシステム、(4)個人向けIP電話サービスなども始める。
コールセンター向けCTI(=電話とコンピュータを組み合わせた受付システム)では、米ストラタソフト社と提携し、専用のソフトの独占販売権を取得した。また、CTI関連のアウトソーシング事業者のイーエックスマーケティングとも提携した。
堀江社長は、「ブロードバンドの最大コンテンツは、(1)ウェブ、(2)IP電話、(3)音楽配信、(4)ネットワークゲームの4つである。オン・ザ・エッヂは、IP電話以外のサービスは、すでに始めており、今回、IP電話が加わることで、主要4サービスすべてをカバーするビジネスモデルが構築できる」と話す。
同事業で、来年度(04年9月期)は10億円の売り上げを見込む。
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