インド最大手のIT企業であるWiproの2002年10-12月期の売上は、前年同期比26%増の2億2600万ドル。コスト削減を図る北米および欧州企業、インドの他のITサービス企業からの受注増が追い風になった。グローバルITサービス部門の2003年1-3月期の売上予想値は前期比5.2%増の1億6200万ドル。携帯電話やネットワーク機器などの製品設計を手がける同社のR&D Service部門の10-12月期売上は5800万ドルで前年同期の6400万ドルを下回ったが、今年度は回復が予想されるという。同部門の2期連続の伸び悩みは、不況やWorldComの破綻による通信産業界の低迷が引き金になった。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
開発経験ゼロからのローコード開発で
医療ニーズに応えた病院向けシステムを構築