携帯電話向けにCDMA技術のライセンスやチップの供給を行っているQualcommは3月13日、同社の携帯電話向けチップMSM 6000ファミリーのいくつかの製品で、サンの携帯向けJavaのサポートも行うと発表した。Javaサポートが行われたチップでは、Java以外にBREWで書かれたプログラムも動作する。
BREWはQualcommの開発したプログラム言語だが、これまでJavaとはまったく互換性がなかった。しかも、Javaをサポートする携帯キャリアが全世界で34あるのに対し、BREWは8つだけにとどまっていた。SunのプロダクトマネージャのNicolas Lorain氏は「Qualcommは自身の顧客のJavaを使いたいという要望に耳を向けたのだろう」と話している。
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