ゼンリンとNTT-ME、NTT-ME東北、NTT-ME北海道は3月13日、地理情報システム(GIS:Geographic Information System)の事業展開に関して4社が業務提携すると発表した。
4社は今後、(1)国内外の新たなGIS市場の創造、(2)GISのインテグレーション、(3)相互代理店販売、(4)電子地図情報整備の相互補完、などで協力していく。
概要は以下の通り。
(1)3次元詳細地図のデータベース整備と提供サービスの実用化について検討する。
(2)ゼンリンの持つ電子地図調製のノウハウ、NTT-ME 3社の持つシステム設計などに関するSIノウハウとIPネットワーク、データセンターなどの技術を持ち寄り、高付加価値の製品を追求する。
(3)各社の営業チャンネルや販売体制を利用し、それぞれの電子地図、GISアプリケーション/ネットワーク商品の販売機会を拡充する。
(4)調査情報を現地で直接入力できる端末やシステムの開発を共同で行う。各社が持つ地図情報のメンテナンスおいて、コスト高となっている現地調査・情報入力作業を効率化するのが狙い。
4社は同日、これら事業を推進のための基本協定を締結した。本協定締結後は、速やかに合同推進プロジェクトを発足させ、それぞれの提携業務の内容を具体化していくという。
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