日本IBMは、グループウェア「Lotus Notes/DominoTM 6(ノーツ/ドミノシックス)」をベースにしたソフトウェアパッケージ「iNotes on demandシリーズ」を発売すると発表した。「インターネットが使えるパソコンがあればどこからでもメールやスケジューラーを利用できるパッケージをグループウェア市場最低の価格設定で提供する」(同社)という。100ユーザー利用の場合は約63万円(税別)で導入できるという。
iNotes on demandシリーズは、「ノーツ環境を、使いたいときにすぐに導入し使えることを目指したパッケージ」(同社)。上位パッケージには、チャットやウェブビデオ会議、在席表示などをウェブブラウザから行えるロータスのコラボレーションソフト「Sametime」も組み合わせて提供するという。
同製品は、短期間でEビジネス構築を支援するために開始した中堅企業向けのソリューションサービス「IBM新Start Nowソリューション」のメニューとして提供し、パートナー企業へのセットアップ支援キット、利用者ガイド、トレーニングなどを無償で提供する。
iNotes on demandシリーズの1ユーザーあたりの価格(500ユーザーの場合)は以下の通り。
(1) iNotes Messaging(メール、カレンダー、グループスケジュール、個人ポータル) 5520円
(2) iNotes Messaging + Sametime (1にSametimeの機能を追加) 9840円
(3) iNotes Collaboration (アプリケーション利用機能を追加) 7120円
(4) iNotes Collaboration + Sametime (3にSametimeの機能を追加) 1万1120円
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」