日本IBMは3月10日、Eラーニングプラットフォームの新製品「IBM Lotus Learning Management System (LMS) 1.0」(日本語版)の販売を同日から始めると発表した。
「LMSは部門内や企業全体にわたるネットワーク環境など、利用状況に応じたシステムを構築できる」(同社)
LMSが提供する機能には、(1)専用クライント環境だけでEラーニング教材の履修ができるオフライン機能、 (2)Eラーニング教材の作成支援機能を備えたオーサリングツール、(3)教室学習の管理業務を総合的に支援するリソース管理機能、などがある。ネットワーク基盤や導入規模に応じたシステム構築ができるのも特徴という。またLMSは、1月17日より出荷を開始している「IBM Lotus Virtual Classroom」と連携も可能となる。
LMSの稼働環境は、サーバーがWindows 2000 Server、IBM AIX、Sun Solaris、Linux。クライアントはWindows NT、Windows 2000、Windows XP、Windows 98、Windows ME、Linux、Mac OS。ウェブブラウザはMicrosoft Internet Explorer、Netscape Communicatorに対応する。
LMSのダウンロード出荷は同日から開始している。メディア出荷開始は4月25日を予定する。1ユーザー当たりの価格は8600円。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」