IBM、「自己最適化」ソフトの詳細を発表

 米IBMは企業におけるコンピューティング資源の効率的な活用を目的とした「自己最適化」ソフトウェアの詳細を発表した。同社が押し進めるオートノミック(自律型)コンピューティングの一環である。

 IBMが開発した自己最適化ソフトウェアとは、局所的に集中する負荷に、よりフレキシブルに対応できるようにするためのもの。具体的には、トラフィックパターンを分析して負荷の変化を把握する。高負荷時には自動的にコンピューティング資源を追加し、WWWサイトへの膨大なアクセスに対応する。

 通常、企業はピーク時の処理に備えてサーバ、ソフトウェア、ストレージなどを余分に購入している。ただし、このピークは定期的な会計報告など、月に1度発生する程度だ。IBMは「自己最適化ソフトウェアにより、企業は必要な分だけコンピューティング資源を購入できる」と説明する。

 「通常の処理量に適した資源を準備し、予想されるトラフィックの変化に応じて、追加の資源を動的にオンライン処理に対応させることができる」(IBMのディレクター、Ric Telford)

 IBMは、3月12日〜19日にドイツのハノーバーで開かれるCeBit見本市で、自律型コンピューティングの最新ソフトウェアを披露する予定だ。「動的システムの適応」と称するこのデモでは、航空会社のウェブサイトを使用する。事前に定義したレスポンスタイムの基準を満たすために、同ウェブサイトでどのようにWebSphereサーバソフトウェアの負荷配分を実行/停止するかデモンストレーションを行う。

 IBMはまず、コンサルティングサービスの一部として自己最適化ソフトウェアを提供し、その後自社製品に組み込む計画だ。Telfordはその対象製品としてTivoliシステム管理ソフトウェアやWebSphereなどのサーバ製品を挙げている。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。

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