フリービットは3月5日、IPv4環境でIPv6による通信を行う技術Feel6 Technologyの開発と、同技術を用いたIPv6の大規模実証実験Feel6 Farmの開始を発表した。
Feel6 Technologyでは、既存のIPv4対応機器で処理できないIPv6パケットを、Feel6 ClientでIPv4カプセル化する。こうすることで、IPv4インフラ経由でIPv6パケットを転送できるようになる。カプセル化したパケットはFeel6 Serverで通常のIPv6パケットに戻し、IPv6ネットワークに送出する。Feel6 Clientを導入すれば、IPv6非対応のISP経由でもIPv6による通信が利用可能となる。
Feel6 Farmの実施期間は2003年3月5日から7月31日まで。WIDE Project、ソニー、日立製作所、ヤマハのほか、51社のISPが実験に協力する。実験に参加するISPは、順次拡大する予定という。コンテンツ提供などは、IPv6普及・高度化推進協議会と湘南ビーチFMがあたる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
働くあなたの心身コンディションを見守る
最新スマートウオッチが整える日常へ
Copilot + PCならではのAI機能にくわえ
HP独自のAI機能がPCに変革をもたらす
ドコモビジネス×海外発スタートアップ
共創で生まれた“使える”人流解析とは