マイクロソフトは3月5日、JR東日本のシステム子会社であるジェイアール東日本情報システム(JEIS)が新しい情報基盤システムとしてMicrosoft Windows Sever 2003(Windows Sever 2003)のActive Directoryを採用し、運用を開始したと発表した。
マイクロソフトとJEISはこれまで、Windows Server 2003の共同開発プログラム、JDP(Joint Development Program)に基づき、Windows Server 2003の評価を進めてきた。その結果、今回Windows Server 2003 Release Candidate 2(製品候補版2)のActive Directoryを東日本エリアの23拠点のドメインコントローラに採用し、実システムとして運用を開始したという。
ビジネス上のメリットとして、JEISがWindows Server 2003の新機能により、システム構築期間を約50%削減できたことが挙げられるという。さらにJEISは、従来の電話環境をすべてIP化し、Windows Server 2003 Active Directoryとの連携によって、ユーザーの内線電話番号と電子メールアドレスを一元管理し、メール、ボイスメールをMicrosoft Outlook上で閲覧できる次世代IP電話統合型コミュニケーション環境を実現したという。
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