凸版印刷は3月5日、PDAなどのハンドヘルド機器向けコンテンツのアグリゲーター、米Handangoとデジタルコンテンツ配信で業務提携契約を結んだと発表した。両社が所有する、コンテンツとチャネル網の共有化を図り、世界的なコンテンツ流通網の構築を目指すという。
Handangoは世界78カ国約2万タイトルのハンドヘルド機向けコンテンツを保有し、14カ国約120チャネルの販売網でコンテンツ流通ビジネスを手がけている。
提携事業の第一弾として凸版は、同社が運営するコンテンツ流通事業Bitway(ビットウェイ)のPDAコンテンツショップ「@irBitway(エアビットウェイ)」で、Handangoが取り扱う2万タイトルのコンテンツの販売を開始した。これにより、「日本における最大・最速・最安の品揃えを誇るハンドヘルド・コンテンツ・ショップを目指す」(凸版)
Handangoはすでに1000社以上の有力企業と提携し、BtoBビジネスを展開しているが、今後は凸版とHandangoの協力体制のもと、「両社が持つ企業ネットワークとハンドヘルドコンテンツを活かした新たなBtoBビジネスマーケットを開拓していく」(同社)とする。
今後の展開としては、ソリューション、コンテンツ、企業ネットワークの相互供給を通じて、次世代携帯電話市場への進出を目指すという。
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