NECは2月28日、放送システムと映像機器の製造を手がける同社子会社、御殿場NECを製造請負サービス会社(EMS)の米Jabil Circuitに譲渡すると発表した。両社はすでに基本契約を締結している。
今後、これに基づき具体的な検討を進め、2003年7月までに譲渡作業を完了するという計画を立てている。
まず、Jabilが新会社を設立し、これに対し、NEC御殿場がその資産を新会社に移管する。その後NEC御殿場の保有する新会社の株式をJabilに譲渡していく。また両社は生産委託の複数年契約も結ぶ計画である。これにより、Jabilは現行製品を継続して生産し、NECに供給していく。
Jabilは米国フロリダ州に本社を置くEMS大手。米国をはじめ、欧州、アジアに工場を持ち、設計、回路図に基づいた基板設計、実装基板の量産、試作品/完成品アセンブリ、修理/保守などのサービスを提供している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス