マイクロソフトは2月27日、パイオニアがMicrosoft BizTalk Server 2002を核としたサーバ製品を利用し、世界40拠点のデータ連結を実現するEAI(Enterprise Application Integration)システムを構築、運用を開始したと発表した。
EAIシステムとは、異なる種類のアプリケーション間での連携を実現し、分断された業務プロセスの改善、企業全体の業務迅速化をはかるもの。パイオニアではこのEAIシステムの導入を通じ、全世界の関連会社にある全倉庫の在庫の統合的管理と、製品の流れを把握する情報の可視化を実現したという。さらに、これまで月次で報告されていた製品別の売上、在庫、在庫回転率といった情報を日次で収集できるようにしたことでリアルタイムな経営判断が可能になったという。
パイオニアでは、こうした情報の可視化や迅速な経営判断により、年間在庫量を30%圧縮することを目標としている。
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