電子情報技術産業協会(JEITA)は2月27日、2003年1月の民生用電子機器国内出荷実績を発表した。1月の出荷金額は前年同月比0.9%増加の1180億円となり、7カ月連続のプラスとなった。
分野別では、民生機器の半分強を占める映像機器の出荷金額が同0.8%増の658億円となった。PDP、液晶カラーテレビ、DVDは伸び率が低下したものの、好調に推移した。また、BSデジタル関連機器も引き続き増大し、1月までの累計普及台数は185万4000台となった。
一方、音声機器の出荷金額は同18.9%減の168億円と厳しい状態が続いている。背景にはMD関連機器の需要一巡やCDラジカセの低迷など、市場をけん引する商品の不在がある。カーAVC機器の出荷金額は、カーナビゲーションシステム、カーカラーテレビ、カーCDプレーヤの好調がけん引役となり、同14.5%増の353億円となった。
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