サン、ブレードサーバにAMDのプロセッサを採用

 米Sun Microsystemsは米国時間2月24日、今年発売予定のブレードサーバに、米Advanced Micro Devices(AMD)のノートパソコン向けプロセッサを採用すると発表した。搭載するプロセッサは、動作周波数1.2GHzのAthlon XP-M。

 ブレードサーバは、シャーシに格納する小型システム。1台のシャーシに搭載された複数のブレードサーバで、電源や外部ネットワーク接続などのリソースを共有する。

 SunのAthlon XP-M採用により、サーバ用プロセッサ市場でライバルの米Intelを追うAMDはいくらか勢いを得るだろう。サーバ市場でのシェア拡大を図るAMDの戦略の要はx86-64技術だ。同技術により、Intel製プロセッサ向けのソフトウェアを走らせ、現行の32ビットモデルよりも多くのメモリを処理できる。

 しかしSunは、業界全般にわたる32ビットから64ビットプロセッサへの移行において、AMDに優先的に利益をもたらすつもりはないし、Intelを将来製品から除外したわけでもない。SunのスポークスマンのKasey Holmanは、「どちらかのベンダーに完全に決めたわけではない」と述べている。Sunは自社のプロセッサUltraSparc IIiを搭載したブレードサーバを4月に出荷し、Intel互換モデルを今年中盤にリリースする予定だ。

 Sunの最初のブレードサーバはシングル・プロセッサ・モデルとなるが、米Dell Computer、米Hewlett-Packard、米IBMなどのライバルに続き、デュアル・プロセッサ・モデルもリリースする構えだ。これらのライバル企業は、AMDではなくIntel製プロセッサを採用した、より強力なブレードサーバをリリースする計画も持っている。

 Sunは何年間もあらゆる種類のコンピュータに搭載できるプロセッサとしてUltraSparc IIiを売り込んでいたが、昨年市場の現状を受け入れ、汎用のIntel互換機LX50を自社のサーバ製品に加えることにした。

 しかし、SunとIntelの関係は、いつでも良好だったわけではない。出荷予定が大幅に遅れたIntelのハイエンドプロセッサItaniumと、SunのSolarisを結びつける提携は、1990年代後半に空中分解してしまった。SunはLinuxをIntel互換製品に搭載しているが、「より廉価なIntelサーバを求める顧客はLinuxよりもSolarisを好む」(Sun)と説明している。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。

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