ガートナージャパンのデータクエスト部門は2月24日、国内LANスイッチ市場に関する調査結果を発表した。2002年の国内LANスイッチ市場は、ポート出荷では前年比25%増の2121万ポートと好調だったが、エンドユーザー向け売上金額は同0.1%減の1503億円となった。
帯域別に見ると、1000Mbps Ethernetが230万ポートとなり、前年比で約3倍に増大した。ただし、ポート当たり平均販売価格が66%下落したため、金額ベースでは前年比7%増の630億円にとどまった。100Mbps Ethernetは、ポート出荷数が同17.2%増の1800万ポートと堅調だったが、売上金額は850億円となり、2年連続で減少した。
ベンダー別のシェアでは、Cisco Systemsが首位を維持した。同社の前年のシェアは44%だったが2002年は48%に伸びた。Extreme Networks、アライドテレシスのシェアはそれぞれ13%と11%で前年と同じ。順位もそれぞれ2位、3位を堅持した。
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