警察庁は2月20日、2002年のハイテク犯罪の検挙件数を発表した。それによると、検挙数は1039件となり、前年から229件増えた。そのうちネットワーク利用の犯罪は958件と前年から約35%増加した。
目立った傾向としては、児童買春・児童ポルノ法違反の増加が挙げられる。このうち児童買春事件は268件で、前年から約2.3倍、青少年育成条例違反は70件で、同7倍に増えている。いずれも出会い系サイトを利用したものである。
このほかのネット犯罪は、詐欺が112件で前年比9件増、わいせつ物頒布などが109件と同6件増、強迫が33件で同7件減少。著作権法違反は31件と同3件増加、名誉毀損は27件で同15件減少した。
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