富士通は2月18日、財務情報を記述するためのXML標準、XBRL(XBRL 2.0 Specification)に準拠したミドルウェア「Interstage Xwand V1」を同日より販売開始すると発表した。「XBRL 2.0に準拠した世界で初めてのミドルウェア」(富士通)という。
XBRL(eXtensible Business Reporting Language)は、財務、経営、投資などの各種財務報告情報をXMLを使って記述するための言語仕様。XMLは拡張可能なマークアップ言語で、各種のデータを、タグを用いてツリー構造を持ったデータとして記述できる。
Interstage Xwand V1は、(1)XBRL規約に準拠したJavaライブラリ、APIおよびサンプルプログラムを提供する「Interstage XWand Developer V1」、(2)(1)を用いて開発したXBRLアプリケーションをサーバで運用するための「Interstage XWandサーバ運用パッケージV1」、(3)(1)を用いて開発したXBRLアプリケーションを、スタンドアロン環境またはクライアント環境で運用するための「Interstage XWand パーソナル運用パッケージV1」の3製品で構成する。価格はそれぞれ120万円〜、120万円〜、24万円〜。2月21日より出荷を始める予定。
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