米Dell Computerは米国時間2月13日、2003会計年度第4四半期(2002年11月〜2003年1月期)と通期(2002年2月〜2003年1月)の決算を発表した。パソコン、サーバ、ストレージ関連製品などの売上が好調で、第4四半期・通期ともに増益、増収となった。
2003会計年度第4四半期の売上高は97億ドルで、前年同期に比べ21%の増加。純利益は6億300万ドル(1株当り利益は23セント)で、同32%増。通期では、売上高が354億ドルで前年度比14%の増収、純利益は21億ドル(1株当り利益は80セント)で同19%増。第4四半期・通期の売上高はともに、アナリストの予測通りとなった。
第4四半期の製品出荷台数も好調で、前年同期と比べて25%増加した。中国、フランス、ドイツ、日本を合わせた出荷台数は同39%増。これらの地域におけるサーバの出荷台数は同47%増。ちなみに米調査会社IDCによると、同じ時期の世界のパソコン出荷台数伸び率は同1.5%にとどまっている。
Dellの米大陸における製品出荷台数は同26%増だった。米国におけるサーバ出荷台数は同22%増である。
Dellは、2004会計年度第1四半期(2003年2月〜4月期)の見通しについても発表した。売上高が95億ドル、1株当たり利益が23セントとなる見込みである。この数字は、前年同期比では2桁台の増加だが、前期比では減少を意味する。
「我々は、いかなる環境においても、素晴らしい成果をだすことができるだろう。今後も、我が社を成功に導いた戦略を変更するつもりはない」(Dellのプレジデント、Kevin Rollins)
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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