日立とオラクル、日米でストレージの提携強化

ニューズフロント(CNET Japan特約)2003年02月13日 17時44分

 日立製作所と同社米国法人Hitachi Data Systems(HDS)、米Oracle、日本オラクルの4社は2月13日、ストレージソリューションに関して4社の提携関係を強化すると発表した。

 提携分野は、技術開発、サポートサービス、販売の3分野。日立のストレージシステムとOracleおよび日本オラクルのソフトウェアを融合することで、高付加価値なソリューションを提供していくという。

 技術開発分野では、ストレージとデータベースを融合したソリューションの共同開発を推進する。その一環として日立とOracleは「DB Discovery for Oracle」と呼ぶソフトウェアを開発した。これをOracleのファイル・マッピング機能に組み込むことで、日立のストレージ装置内におけるデータファイルの格納位置を、視覚的に確認・管理できるようにする。

 サポート分野では、全世界における4社の顧客を対象にシームレスなサービスを提供するための体制を構築する。4社の製品を組み合わせたシステムで問題が発生した場合、各社のサポートチームが緊密な連携をとり問題を迅速に解決するという。

 販売分野では、これまでの共同マーケティング活動を継続するほか、全世界の市場を対象とした協力体制を構築していく。

日立製作所のプレスリリース

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]