日立製作所と同社米国法人Hitachi Data Systems(HDS)、米Oracle、日本オラクルの4社は2月13日、ストレージソリューションに関して4社の提携関係を強化すると発表した。
提携分野は、技術開発、サポートサービス、販売の3分野。日立のストレージシステムとOracleおよび日本オラクルのソフトウェアを融合することで、高付加価値なソリューションを提供していくという。
技術開発分野では、ストレージとデータベースを融合したソリューションの共同開発を推進する。その一環として日立とOracleは「DB Discovery for Oracle」と呼ぶソフトウェアを開発した。これをOracleのファイル・マッピング機能に組み込むことで、日立のストレージ装置内におけるデータファイルの格納位置を、視覚的に確認・管理できるようにする。
サポート分野では、全世界における4社の顧客を対象にシームレスなサービスを提供するための体制を構築する。4社の製品を組み合わせたシステムで問題が発生した場合、各社のサポートチームが緊密な連携をとり問題を迅速に解決するという。
販売分野では、これまでの共同マーケティング活動を継続するほか、全世界の市場を対象とした協力体制を構築していく。
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