アップルコンピュータは2月10日、1Uラックマウントサーバ「Xserve」の新モデルを発表した。
2Mバイトの3次キャッシュメモリーを備えた動作周波数1.33GHzの「PowerPC G4」プロセッサを1〜2個搭載する。最大2Gバイトの主記憶を搭載可能。搭載ストレージは最大720Gバイトまで拡張可能。ギガビットEthernetポートとFireWire 800ポートを備える。
標準システムの価格は、1CPU、256Mバイトの主記憶、60GバイトのATA/133ドライブ、CD-ROMドライブといった構成の「Xserveシングル1.33 GHzモデル」が36万4800円。2CPU、512Mバイトの主記憶、60GバイトのATA/133ドライブ、CD-ROMドライブの「Xserveデュアル1.33 GHzモデル」は48万9800円。いずれのシステムもMac OS X Serverのユーザー数無制限ライセンス「Mac OS X Server Unlimited」が付属する。
アップルコンピュータは同日、高さ3U(約13.5cm)のラックマウント型ストレージシステム「Xserve RAID」も発表した。ストレージ容量は最大2.5Tバイトで、独立したデュアルRAIDコントローラ、デュアル2Gビットファイバチャネルポートを備える。
Xserve RAIDの価格は、180GB×4基(RAID 0の場合で720Gバイト)のシステムが77万4800円、180GB×7基のシステム(同1260Gバイト)が96万9200円、180GB×14基(同2520Gバイト)は142万2800円。
Xserve、Xserve RAIDはともに3月下旬の販売開始を予定する。なお、Xserve RAIDとXserveは別売りの、デュアル2GビットApple Fibre Channel PCIカード(6万4800円)を利用することで接続できる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」