フュージョン・コミュニケーションズは2月6日、一般固定電話発信から国内携帯電話着信への通話サービスの提供を開始すると発表した。
現在、一般固定電話から発信し、同社網を中継して国内携帯電話へ着信する場合の料金設定権は携帯電話事業者側にある。そのため、同社が料金を設定するサービスの提供は不可能となっていた。
そこで同社がとるのは、国際電話サービスの着信対地として日本国内携帯電話を追加するという方法。つまり同社国際電話サービスによる海外経由方式をとることで、サービスを実現する。
これにより、1分当たり20円(3分当たり60円)の通話料を可能にした。ちなみに現在、一般固定電話発信−携帯電話着の通話料金(平日昼間3分間)は、NTTドコモ宛てが80円(携帯電話事業者の営業区域内の固定電話発)、KDDI au宛てが120円(同)、J−フォン宛てが120円、ツーカーセルラー東京宛てが120円(同)となっている。
サービスの提供を開始日は2月14日。フュージョンの電話サービスへ登録している全国の一般固定電話から発信が可能。サービスの対象となるのは、090と080からはじまる携帯電話番号を持つ端末。070からはじまるPHS端末は対象外となる。
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