関西スーパーマーケット(本社:本社:兵庫県伊丹市)とマイクロソフト(本社:東京都渋谷区)は2月4日、XML-EDIを使った受発注取引システムの運用を始めると発表した。
関西スーパーが、Microsoft Windows 2000 ServerとMicrosoft BizTalk Serverを採用し、伊藤忠食品、国分、明治屋、菱食の大手食品卸売業4社との間で、XML-EDIシステムを使った受発注取引を始める。運用は今月にも開始する。
従来のEDIは専用線で構築されており、高額な通信コストが問題となっていた。インターネットを活用するXML-EDIは、通信コストが大幅に抑えられるほか、システム構築にXMLを用いることで、システム変更にも柔軟に対応できるという。
同システムは、財団法人流通システム開発センターが策定している流通XML-EDI標準「JEDICOS(Japan EDI for CommerceSystems)XML-EDI」メッセージを使う。「国内初の本格的なインターネットXML-EDIシステム」(関西スーパーマーケットとマイクロソフト)
システム構築については、NSソリューションズ関西が関西スーパーと明治屋を、野村総合研究所(NRI)が国分を、富士通が伊藤忠食品と菱食を担当した。マイクロソフトは、NSソリューションズ関西、NRI、富士通に協力し、技術支援を行った。
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