日本IBMは1月29日、ノートパソコンThinkPadの普及機種であるRシリーズを一新し、全モデルでセキュリティチップを搭載した「ThinkPad R40」を発売すると発表した。
ThinkPad R40 2681-2CJや同K4Jをはじめとする合計10モデルは1月31日より順次発売となる。価格は15万9000〜24万4000円。
14型TFTモデルの外形寸法は313×254×38.9mm、15型TFT搭載モデルは329×267.5×40.5mm。重さは2.8kg〜3.1kg。標準のメモリー容量は256Mバイト、または128Mバイト(2CJ/2BJ)、最大1024Mバイトまで拡張可能。ハードディスク容量は、40Gバイトまたは20Gバイト(2CJ/2BJ)となる。
セキュリティチップは、米IBM、米Intel、米Microsoftなどが設立したTCPA(Trusted Computing Platform Alliance)のパソコン向けセキュリティ仕様に準拠する。暗号処理専用プロセッサと暗号鍵の漏洩を防ぐ機能を備え、制御用ソフトウェア「IBM Client Security Software」とともに機能する。「暗号化/復号化に使用する鍵を主記憶ではなくハードウェアに格納するので、ソフトウェアだけのセキュリティ機能より安全なパソコン環境を実現できる」(日本IBM)
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