博報堂、アサツーディー・ケイなどが出資する、インターネット広告のメディアレップであるデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)は1月28日、2002年11月期(2001年12月〜2002年11月)の決算を発表した。売上高、経常利益ともに減少し、厳しい決算結果となった。
売上高は49億1642万円となり、前期に比べて8.4%減少した。上場以来始めて売上高が前年を下回ったことになる。営業損益は2億711万円。特に売上高営業利益率が下がっており、マイナス4.2%となっている(前期はプラス0.2%)。経常損益は1億7442万円。売上高経常利益率もマイナス3.6%と、前期のマイナス1.3%からさらに下落した。
同社は同日、資本準備金および利益準備金の取り崩しと自己株式の取得を2月27日に開かれる株主総会で決議すると発表した。これにより、当期末の未処理損失を穴埋めする。
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