日立製作所と野村総合研究所(NRI)は、基幹業務システムを短期間でWeb化する製品群を共同開発したと1月27日、発表した。
日立の分散トランザクション処理用ミドルウェア「OpenTP1」上で稼動する基幹業務システムのWebシステム化を支援する開発環境である。日立はこれをWebアプリケーション開発環境「Cosminexus Studio」に追加する。
さらに両社は、「Cosminexus/OpenTP1 Webフロントエンドセット」を商品化したことも明らかにした。これは、Webアプリケーション実行環境「Cosminexus Application Server」と「OpenTP1」との連携ソフトウェア、そして基幹業務システムとWebフロントシステムを接続するNRIの「オブジェクトワークス」をセットにしたものである。
「Cosminexus Studio」「Cosminexus/OpenTP1 Webフロントエンドセット」ともに、1月29日に出荷を開始する。価格は前者が40万円から、後者は370万円から。
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