日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は1月21日、64ビットCPUであるAlphaプロセッサーを搭載したサーバー「hp AlphaServer」の新製品を発表した。「hp AlphaServer ES47」「hp AlphaServer ES80」「hp AlphaServer GS1280」の3製品で、いずれも最新の「Alpha2136(通称:EV7)」プロセッサーを搭載する。ES47とGS1280は2003年1月下旬から販売・出荷を始める。ES80の出荷は3月下旬を予定する。
ES47は2CPUから最大4CPUまで、ES80は2CPUから最大8CPUまで、GS1280は2CPUから最大16CPUまでのSMP(Symmetric Multi Processing)に対応する。ES47の価格は851万6000円から、GS1280は最大8CPUが搭載可能な「モデル8」が2857万5000円から、最大16CPU搭載可能な「モデル16」は6321万9000円からとなる。ES80の価格は未定。
なお、これら新製品は2002年5月の合併時に発表したロードマップに沿ったものになる。同社はロードマップ発表時に、EV7とその後継であるEV79の開発継続を約束していた。
今後の予定としては、2003年中にGS1280を最大64CPUに対応させるほか、EV79の開発も進めていくという。ただし、「長期的観点では、段階的にインテルのItaniumに移行していく」(同社)。その際の顧客サポートも怠らないという。hp AlphaServerのサポートは最低でも2011年まで継続するという。
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