i2テクノロジーズ・ジャパン、イーエックスイーテクノロジーズ(EXE)、日本IBM、アイ・ビー・エム ビジネス・コンサルティング サービス、日本アイ・ビー・エム ロジスティクスの5社は、1月21日、日本企業におけるSCM(Supply Chain Management)の世界展開支援に関して、共同プロジェクトを立ち上げたと発表した。プロジェクト名を「JAILOS (Japan Initiative Logistics Solution:ジャイロス)」とする。
「部品調達や供給先、製造・販売拠点のグローバル化が進み、国際的なバリューチェーン(Value Chain)を効率的なSCMシステムによって構築することが求められている」(5社)
バリューチェーンとは、需要予測の考え方に基づき、原材料の調達、生産、商品の販売に関してサプライヤー、メーカー、小売業者などが連携して在庫の適正化を進めたり、製品納入体制を構築すること。
JAILOSでは、バリューチェーンを支えるSCMシステムの構築を支援するため、海外展開を進める日本の企業グループを対象に、ロジスティクスのソリューション、コンサルティングサービス、ロジスティクス分野のアウトソーシング(BPO:Business Process Outsourcing)、e-ビジネスオンデマンド型サービスなどを提供していく。
とりわけ、製造受託(EMS)企業やOEMメーカー、対象販売市場が世界規模で複雑に入り組む業界に焦点をあてる。これには、電子部品や半導体などのエレクトロニクス業界があるという。
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