NTT西日本は1月17日、同社フレッツサービスの加入者に対して提供するCUG(クローズド・ユーザー・グループ)サービスについて明らかにした。「フレッツ・グループ」と名付けた新サービスを1月24日より始める予定。NTT西日本は同日、その料金を総務大臣に届け出たという。
同CUGサービスは、フレッツサービス(「Bフレッツ」「フレッツADSL」「フレッツ・ISDN」)の顧客を対象とする。ユーザー同士でグループを構成することにより、グループ内での通信を可能とする。例えば、メール添付では送信できない大容量ファイルの共有や、同一グループ内に設置したサーバーへのアクセスなどが可能になる。「SOHOや中小規模のグループで、簡易で安価なプライベートネットワークとして利用できる」(NTT西日本)
フレッツ・グループでは、グループメンバーの登録、IPアドレス・ユーザーIDの設定などをNTT西日本で一元管理する「フレッツ・グループ ベーシック」と、これら設定を顧客が自由に行う「フレッツ・グループ ビジネス」 を用意する。月額利用料金は前者が1ユーザーIDに付き1800円、後者は1閉域グループに付き2万8000円。サービス提供地域は、静岡県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、広島県、福岡県のフレッツサービス提供地域。
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