ガートナー ジャパンのデータクエスト部門は1月17日、2002年における世界パソコン市場の暫定値調査結果を発表した。2002年1年間のパソコン(PCサーバー含む)出荷台数は1億3235万台となり、前年に比べ2.7%増となった。前年比成長率が4.0%減とマイナス成長だった2001年からプラス成長に転じた。また2002年の第3四半期と第4四半期の出荷台数がともに、前年同期に比べ増加した。
ただし同社では「パソコン市場の需要は依然として、成長サイクルの底辺にある」とみる。顕著な上昇の徴候はまだ市場に現われていないという。
メーカー別の出荷台数では、米HP(Hewlett-Packard)が2147万8300台で首位となった。この後を、米Dell Computer(2011万1700台)、IBM(792万7700台)、NEC(454万9700台)、東芝(423万7300台)が続いた。
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