米AMDは米国時間12月16日、2002年第4四半期と2002年通期の決算を発表した。第4四半期の売上高は6億8600万ドルで、前期に比べ35%増加した。しかし8億5400万ドルの純損失(1株当りの損失は2.49ドル)となった。
一時的な経費を除いた場合、純損失は2億3500万ドル(1株当りの損失は68セント)となる。前年同期の同条件の純損失は1500万ドル(同5セント)だった。アナリストらは、売上高を6億8300万ドル、1株当り損失を42セントと予測していた。
AMDは昨年12月に発表した第4四半期の業績見通しで、売上高予測を約7億ドルに引き上げている。それまでの予測は「前期比20%増」だった。今回の決算は、上方修正の数字を下回る結果となった。
AMDによると、PCプロセッサーは出荷個数が増加し、販売価格も上昇したという。PCプロセッサーとフラッシュメモリー部門はともに2桁台の成長率を記録した。Athlon XP 2800+、Athlon XPといった高性能プロセッサーが好調だったことから、第4四半期のプロセッサーの売上高は、前期の2億6200ドルから4億2000万ドルに拡大した。フラッシュメモリーの売上高は2億1700万ドルで、前期と比べて15%増加した。
2002年通期の売上高は27億ドルで、純損失は13億ドル(1株当りの損失は3.81ドル)。一時的な費用を除いた場合、純損失は6億8300万ドル(同2ドル)となる。なおアナリストらの予測は、売上高が27億ドル、1株当りの損失は1.73ドルだった。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境
トラディショナルからモダンへ進化するBI
未来への挑戦の成功はデータとともにある