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必要なのは「浪費力」--カフェグルーヴが富裕男性層向けサイトに進出

2007/01/16 07:00
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 カフェグルーヴは1月16日、富裕層の男性をターゲットとした新サイト「VAGANCE(ヴァガンス)」(http://www.extravagance.jp)を創刊する。既存会員の紹介がないと入会できない会員制を採用し、高収入で消費意欲の高い読者を囲い込む狙いだ。

 VAGANCEのテーマは「浪費」。VAGANCEという名称も、英語で浪費を意味する「extravagance」から取ったものだ。カフェグルーヴ代表取締役社長の浜田寿人氏は「お金があっても時間がなくてそのお金を使えなければ意味がない。また、もしくは値段が高いというだけで本当にものの価値を理解しないまま消費をしても仕方ない。価値のあるものにきちんと投資する大人のためのウェブマガジンだ」とコンセプトを語る。

 最大の特徴は会員制を導入したことだ。既存会員2名の紹介を必要とし、VAGANCE CARDINALE(ヴァガンス・カルディナーレ)と呼ばれる運営委員会で承認されたメンバーのみが入会できる仕組み。すでに30代〜60代の男性約100名が会員となっており、2007年に増える会員数は1000名に限定している。

 VAGANCEの会員になると、特集コンテンツに連動して開催されるイベントに参加できるほか、サイトのコンテンツに企画を出したり、VAGANCE限定商品が購入したりできる。また、メンバー間ではそれぞれの人のプロフィールが公開されており、会員同士が直接交流することも可能という。

 サイトはMovable Typeを使って構築されており、編集者も2名とローコストで運営していく方針だ。「雑誌の場合、印刷費や輸送費などのコストが問題となるが、サイトならこういった部分を大きく減らせる」(浜田氏)。制作コストを抑えることで採算を取る考えだ。

 収益は広告と会員への物販で上げていく。2000年代に入って主婦と生活社が発行する雑誌「LEON」のように、富裕層の男性に向けた媒体が人気を集めている。しかし、これらの雑誌にあたるようなサイトはほとんどないことから、広告主や読者のニーズは高いと同社は見ている。

 広告は月ごとに1社限定とし、広告料金は月間500万円となっている。初月である1月はスイスの時計メーカーであるHublotが広告を出稿している。

VAGANCE VAGANCEのサイトイメージ。会員は年間数千万円の収入があり、趣味にお金をつぎ込む人が多いという
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