日本ビクターは1月25日ダンスや楽器の練習をサポートするポータブルデジタルレコーダーを発表した。電気量販店で取り扱う「RD-R1」(R1)と、楽器店などで販売する「RD-R2」(R2)の2機種を用意する。発売は2月上旬。R1がオープン価格で店頭想定価格は2万3000円前後、R2が希望小売価格3万7800円になる。
いずれも、録音や再生をセットした後、約5秒間のカウントダウンを経てスタートさせる「カウントダウン・スタート」、楽曲の再生を手を3回たたくことでスタートさせる「ハンドクラップ・スタート」を搭載。
再生時には、原音の音程を変えることなく再生スピードを調整できる「スピードコントロール」、再生を±6半音の範囲内で調整できる「キーコントロール」、繰り返したい部分だけを選択してリピート再生できる「A-Bリピート」など、楽器の練習に便利な独自機能を備える。
加えてR2には、楽器をチューニングできる「クロマチックチューナー」と、テンポを音と光で知らせる「メトロノーム機能」を装備。曲を再生しながら演奏を10回まで重ねて録音できる「重ね録音機能」も搭載する。
両機種ともに、本体サイズは幅192.4mm×高さ92.0mm×奥行き58.6mmで、重量は約450g(電池含まず)。三脚取り付けネジ穴を備え、三脚に取り付けて使用することも可能だ。記録メディアにはmicroSD/SDHCカードを使用する。
電源はACアダプタまたは単3形乾電池2本を使用。アルカリ乾電池を使用すれば、約50時間の録音ができる。録音フォーマットはMP3とWAV、再生はMP3、WMA、AAC、WAVに対応可能だ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」