紙ノート×iPhoneアプリで効率よくデジタル化--キングジム、「ショットノート」開発

坂本純子(編集部)2011年01月13日 11時50分

 キングジムは、専用の紙のノートとiPhoneアプリを活用して、手書きのメモをデジタルで記録できる「ショットノート」を開発したと発表した。2月7日に発売する。初年度販売目標数量は15万冊としている。

  • 「ショットノート」

 ショットノートは、「手書きメモをすっきりデジタル化」をコンセプトに開発された製品だ。紙のノートとiPhoneアプリを連携させ、手書きメモをiPhoneで撮影するとサイズを補正して美しく取り込むことができる。ショットノートの発売と同時に、メモを画像として取り込むiPhone専用アプリ「SHOT NOTE App」をApp Storeで無料配信する。対応機種は、iPhone 3GSとiPhone 4のみ。

  • 手書きのメモをiPhoneに取り込む

 ポイントは、ショットノートにプリントされたマーカーにある。メモ書きしたノートを撮影する際、アプリがマーカーを読み取って台形補正や色補正、サイズ補正を自動で行い、ノートを画面ぴったりに取り込めるという。ノートの枠に沿って日付や番号を記載するとOCR(自動文字認識)で読み取られ、その内容をもとにアプリの検索機能で目的のノートをすぐに探せるという。「Evernote」と連携しており、クラウド上に保存することも可能だ。

 ノートのサイズはS(336円)、M(451円)、L(630円)の3種類。表紙のカラーは白と黒の2色だ。同時発売のショットノートSサイズ専用カバー(1260円)は、緑と黒の2色で、ショットノートSサイズ1冊が付属している。

  • 取り込んだメモ

  • アプリで検索もできる

  • Evernoteにも投稿できる

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