Gartnerは米国時間2月9日、2010年の世界のスマートフォン販売台数に関するレポートを発表した。Googleの「Android」OSを搭載するスマートフォンは、2009年の680万台から888.8%増の6720万台が販売され、シェアを3.9%から22.7%に伸ばして世界第2位となった。Nokiaの「Symbian」は1位を守ったが、シェアは2009年の46.9%から37.6%に落ち込んでいる。第3位はResearch In Motion(RIM)。第4位を獲得したAppleの「iOS」のシェアは14.4%から15.7%に伸び、販売台数は2480万台から4660万台に増加した。
世界のスマートフォン全体の販売台数は、2009年の1億7230万台から72.1%増加し、2010年は2億9660万台となった。
携帯電話全体(スマートフォン以外も含む)の販売台数は、前年比31.8%増の16億台。携帯電話メーカー別のシェアは、Nokiaが28.9%で首位を獲得したが、2009年の36.4%からは落ち込んだ。2位以下にはサムスン、LG、RIM、Appleが続いている。
◇業界の動き
アップルやグーグルの活躍に危機感--ノキアの次の一手は
アップルとグーグルのシェアが逆転--第4四半期の米国スマートフォンシェア調査
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」