The Document Foundationは、「LibreOffice」の最初の安定版となる「LibreOffice 3.3」をWindowsおよびMac向けにリリースした。LibreOfficeは、オープンソースオフィススイートOpenOffice.orgをOracleが管理することに不満を持った同グループによって、2010年9月にOpenOffice.orgから派生したソフトウェアだ。
LibreOffice 3.3の新機能はそれほど多くはない。SVGグラフィックファイルのインポート機能、プレゼンテーションを作成するためのコンソール、「Microsoft Works」のインポートフィルタなどだ。また、今後リリースされる「OpenOffice 3.3」の機能も含まれる。
The Document Foundationの創設メンバーの1人であるItalo Vignoli氏は、「表に現れていない違いは非常に大きい。ソースコードがきれいになっている」と語り、2011年中ごろのリリースが予定されている「LibreOffice 3.4」では、違いが目に見えるようになるだろうと述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」