ライブラリ「libpng」に脆弱性--任意のコードを実行される可能性

 情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)とJPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は1月12日、PNG Development Groupが提供する、PNG画像データのエンコード、デコードを行うライブラリ「libpng」に任意のコードを実行されるなどの影響を受ける脆弱性が確認されたと「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。

 1.5.0のバージョンの「png_set_rgb_to_gray()」関数に脆弱性が存在する。悪用されると、アプリケーションをクラッシュされたり、ユーザーの権限で任意のコードを実行されたりする可能性がある。現時点で対策方法は公開されていないが、1月中に脆弱性に対応したバージョンが公開される予定という。JVNは、1.5.0より前のバージョンを使用することで脆弱性の影響を軽減できるとしている。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]