Appleの「iPhone」がついにVerizon Wirelessからも提供されることになった。ハードウェア仕様は従来のiPhone 4とほとんど変わらないが、いくつか重要な違いがある。
Verizon版のiPhoneはGSM方式ではなくCDMA方式をサポートする(現行のCDMA技術では音声とデータの同時通信ができない)ほか、モバイルホットスポット機能も提供される点がAT&T版との違いだ。本稿ではVerizon版とAT&T版の違いを明らかにしようと、以下の表を作成した。
なお本稿執筆時点ではVerizonはiPhone 4のデータプランを明らかにしていないため、現在同社が他のスマートフォン向けに提供しているデータプランを記載している。
AT&T | Verizon | |
---|---|---|
ネットワーク | GSM 850/900/1800/1900、HSDPA 850/900/1900/2100 | CDMA 800/1900、EV-DO Rev. A |
データと音声の同時通信 | ○ | × |
モバイルホットスポット | × | ○(最大5台まで) | 価格 | 199ドル(16Gバイト)、299ドル(32Gバイト) | 199ドル(16Gバイト)、299ドル(32Gバイト) |
データプラン | 15ドル(200Mバイト)、25ドル(2Gバイト)、45ドル(2Gバイトとテザリング) | 未公表(他のスマートフォン向けにVerizonが提供するデータプランは以下の通り。15ドル(150Mバイト)、29.99ドル(データ無制限) 49.99ドル(データ無制限とテザリング) | カラー | ブラックとホワイト。ホワイトモデルの提供は2011年春とされている | ブラックとホワイト。ホワイトモデルの提供は2011年春とされているとVerizonの広報担当者も述べている |
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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