オバマ大統領、プライバシー・市民的自由監視会議のメンバーを指名--就任から2年

文:Declan McCullagh(Special to CNET News) 翻訳校正:川村インターナショナル2010年12月17日 11時46分

 Barack Obama米大統領は米国時間12月16日、大統領就任から2年近くたって、プライバシー・市民的自由監視会議(Privacy and Civil Liberties Oversight Board)のメンバーを指名し始めた。今回指名されたのはJim Dempsey氏とElisebeth Cook氏の2名だ。Dempsey氏は、民主主義と技術のためのセンター(Center for Democracy and Technology:CDT)のバイスプレジデントを務めている。Cook氏は、Bush大統領の元で司法長官補佐を務め、現在はFreeborn and Peters法律事務所でパートナーを務めている。

 プライバシー・市民的自由監視会議には、行政機関が保有する情報について、機密情報を含めすべての関連する情報へのアクセスが法的に認められており、企業や個人に対して情報の証言や開示を要求するための召喚状を発する権限が与えられている。同会議は、対テロリズムの情報を共有する「フュージョンセンター」を監督するほか、訓練情報アナリストの承認、「国家をテロリズムから防衛するために行政機関がとる措置」の調査などを行うこととされている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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