GMOインターネットは11月8日、連結子会社であるクリック証券の完全子会社化に向け、株式交換の基本合意を結んだことを発表した。
GMOインターネットは、クリック証券の発行済株式総数の36.9%にあたる株式561万株を、10月29日に取得し、同社を連結子会社化している。その後の協議で、GMOインターネットがクリック証券を完全子会社化し、迅速な意思決定、および効率的な経営施策を図ることにより、双方の企業価値を最大化できると判断。今回の株式交換に至った。
株式交換は2011年3月28日とし、株式交換により発行する株数に、3月31日のみなし取得日の株価を乗じた金額が、払込資本(資本金又は資本剰余金)となる予定。
また、完全子会社化によりクリック証券の少数株主が存在しなくなるため、少数株主利益として控除される金額がなくなり、クリック証券のすべての損益を、GMOインターネットが取り込む。本件株式交換によるGMOインターネットの業績への影響については、確定次第発表するとしている。
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